サカナクションの経歴まとめ|活動開始から現在までを時系列で徹底解説

出典:NEWS SENSA

サカナクションの経歴まとめ|活動開始から現在までを時系列で徹底解説

サカナクションは、2005年に北海道で結成され、2007年にアルバム『GO TO THE FUTURE』でメジャーデビューした5人組バンドです。ロックとクラブミュージックを結び付けた表現は、札幌での活動から全国ツアー、映画音楽、独自の音響を用いたライブへと広がってきました。その歩みには、結成前のバンド解散、東京への活動拠点移転、山口一郎の休養、そして再始動という節目があります。この記事では、活動開始前の経験からデビュー後の転機、2026年10月時点の作品と今後の公演予定までを時系列で解説します。作品の発売年だけでなく、各時期の挑戦が次の活動にどうつながったのかをたどり、サカナクションの経歴を立体的に紹介します。

サカナクションの活動開始前

サカナクションの結成以前を知るうえで、出発点になるのは山口一郎の言葉への関心です。北海道小樽市で育った山口は、小学生のころから父親の影響で現代詩を読み、吉本隆明、石原吉郎、石垣りんなどの作品に触れていました。当初、心を動かされたのは音楽よりも詩であり、自分が感じた言葉の美しさを周囲にも伝えたいと考えていたと振り返っています。一方、詩をそのまま紹介しても、友人とは感動を共有しにくかったそうです。そうしたなか、文章の朗読に苦労していた友人が流行歌を覚えて楽しそうに歌う姿を見て、言葉に旋律やリズムが加わると人との距離が変わることに気付きました。この体験は、後年の歌詞に文学的な表現が見られる理由を考える手掛かりになります。山口にとって歌は、楽器の音を楽しむだけでなく、言葉を他者へ届ける方法でもあったのです。小学5年生のころには、家にあったフォークギターを使い、既存の曲でコードを覚えながら、自分の言葉をメロディーに乗せ始めました。中学に入ってからは、自作曲を教室で弾き語りすることもあったと話しています。

高校時代になると、その個人的な創作がバンド活動へと広がります。山口は高校1年生のころにバンドを組み、のちにサカナクションのギタリストとなる岩寺基晴と同じバンドで活動しました。現在の2人の関係は、サカナクション結成時に初めて始まったものではなく、高校時代からの演奏経験を土台にしています。ただし、当時のバンドとサカナクションは別のグループであり、その経歴を混同しないことが大切です。山口は、以前のバンドでは感情を前面に出したロックに取り組んだものの、活動がうまく進まず、試行錯誤の末に解散したと説明しています。結成前から完成した音楽性を持っていたのではなく、歌を書き、仲間と演奏し、行き詰まりも経験するなかで方向を探していました。また、山口は父親の喫茶店でロック、テクノ、エレクトロニカなどさまざまな音楽が流れていたことにも触れています。言葉への関心と幅広い音を聴く環境、その後のバンド経験が重なったことが、異なる音楽を結び付ける後年の活動の背景になっています。

サカナクションが音楽活動を始めたきっかけ

サカナクションにつながる音楽活動のきっかけは、以前のバンドが解散したあとも山口一郎が制作を続けたことにあります。バンドでの活動が思うように進まなかった際、山口たちは打ち込みを取り入れるなど、従来のロックとは違う方法を試していました。打ち込みとは、コンピューターなどで音やリズムを組み立てる制作方法です。結果として前のバンドは解散しましたが、その経験のなかで生まれた電子音への関心は、その後も残りました。山口はひとりで楽曲を作り、DJとしてクラブでも活動します。そこで目にしたのは、自分たちのライブではなかなか得られなかった反応が、録音された曲を流すことで生まれる光景でした。DJが選んだ音楽に合わせて観客が踊る様子から、バンドの演奏にもクラブミュージックの感覚を取り込めるのではないかと考えるようになります。これは、単に流行している電子音を付け足すという発想ではありません。歌を聴かせるライブと、リズムを共有して身体を動かす場という、異なる音楽の楽しみ方を接続しようとする着想でした。ロックの現場からクラブへ足を踏み入れた経験が、後のサカナクションの方向を決める大きな材料になったのです。

新しいバンドへ向かう具体的な出来事は、インディーズレーベルからコンピレーションアルバムへの参加を持ち掛けられたことでした。山口は1曲のために作詞、作曲、トラック制作を進めましたが、完成に向けてギターなど別の楽器が必要だと感じます。そこで、以前一緒に演奏していた岩寺に声を掛けました。解散後の個人制作が、もう一度仲間と音を作る機会につながったわけです。この流れを踏まえると、サカナクションの出発は、新人を一斉に集めるオーディションや、最初から5人で立ち上げた計画とは異なります。山口が持ち続けていた作曲への意欲と、新しく得たクラブでの経験が先にあり、それを実際の演奏へ移すために人が集まっていきました。山口は初期のインタビューで、分かりやすい歌やメロディーを大切にしながら、テクノやエレクトロニカの要素も扱いたいと説明しています。歌を通して言葉を届けたいという以前からの関心を保ちつつ、届け方を変えるために新たな活動を始めたと整理できます。こうした経緯があるため、後の作品でも歌とダンスの要素が並び、どちらか一方だけでは説明しにくいバンドの土台が形作られました。

サカナクションの結成・活動開始

サカナクションは2005年に北海道で結成され、札幌を中心にライブ活動を始めました。最初の中心となったのは、ボーカルとギターを担当する山口一郎、ギターの岩寺基晴の2人です。その後、ドラムの江島啓一、キーボードの岡崎英美、ベースの草刈愛美が加わり、2006年春までに現在と同じ5人の編成になりました。メンバーの加入は、札幌で積み重ねていた人間関係や音楽活動の延長にあります。江島は山口の以前のバンドを知っており、ソロ制作期にもサポートとして関わっていました。岡崎は山口がレコード店で働いていたころの同僚で、自身も音楽活動をしていた人物です。草刈は山口たちが対バンしていたバンドのベーシストで、以前から演奏を知る存在でした。対バンとは、複数のバンドが同じライブに出演することです。高校時代の仲間、仕事を通じて知った音楽家、地元のライブで出会った奏者が集まったことで、個人制作のアイデアを継続的に演奏できる体制が整いました。現在のサカナクションを山口だけの活動として捉えると、この5人による基盤を見落としてしまいます。

バンド名は、魚を意味する「サカナ」と、行動を意味する「アクション」を組み合わせたものです。名前にも、変化を恐れず動いていくという考えが込められています。ただし、結成時点から後の大規模ライブまで具体的に計画していたわけではありません。山口は初期の取材で、明確な将来像よりも、自分たちが聴きたい音楽を形にする意識があったと述べています。札幌での活動は、その方向を実際の楽曲や演奏に置き換える時期でした。歌とギターだけでなく、ベース、ドラム、鍵盤がそろうことで、電子音と生の演奏を組み合わせるための役割が分かれます。ライブハウスでは、その音楽を観客に届けながら活動を続け、道内のインディーズシーンで口コミによる注目が広がっていきました。全国的な知名度を得る前に、地元の現場で聴かれる機会を積んでいた点が重要です。また、以後も同じ5人で活動していることは、この時期にできた編成が一時的な録音のための集まりで終わらなかったことを示しています。山口と岩寺から始まった企画が、制作と演奏を共有するバンドへ成長し、次の段階であるフェス出演や音源発表に向かう準備が整っていきました。

サカナクションのデビューまでの歩み

2006年、サカナクションの活動が地元のライブハウスの外へ届く大きな機会になったのが、「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO」への出演です。同年8月、バンドは公募選出枠「RISING★STAR」に868組の応募者のなかから選ばれ、野外音楽フェスに初出演しました。ここでは、すでに全国的に知られていたから招かれたのではなく、公募の選考を経てステージに立ったという順序が重要です。5人の体制が整った時期に地元の大きな音楽イベントへ参加したことで、それまでライブハウスで接していた観客とは別の層にも演奏を届ける機会が生まれました。フェス出演は、結成後の活動を広い場へ進める節目として位置付けられます。同じころ、自主録音した「三日月サンセット」が地元のカレッジチャートに入り、「白波トップウォーター」もラジオで流れるようになりました。店頭で音源を探す問い合わせが道内のCDショップへ寄せられたことも伝えられています。ライブでの接点に加え、ラジオを通じて演奏会場に来ていない人にも曲が届き、録音作品を求める動きが生まれていたのです。

こうした活動を経て、2007年5月9日に1stアルバム『GO TO THE FUTURE』を発売し、サカナクションはメジャーデビューしました。収録曲には「三日月サンセット」「白波トップウォーター」「夜の東側」などがあり、デビュー以前に届けてきた音楽も、全国流通する作品として聴けるようになりました。このアルバムを最初のまとまった作品として捉えると、デビュー期の経歴を理解しやすくなります。山口は、初作をバンドの名刺のような作品と考え、言葉とメロディーをどう聴いてもらうかを突き詰めたと説明しています。札幌で生まれた制作の方向性を、初めて広く提示したアルバムだったわけです。一方、本人たちはポップな作品のつもりで作っていても、聴き手からは必ずしも同じように受け取られなかったと振り返っています。この受け止め方の違いは、その後、ダンスの要素や歌の伝わりやすさをさらに考えるきっかけになりました。サカナクションのデビューは、そこで音楽性が完成した到達点ではなく、聴き手とのやり取りが全国へ広がる始まりでもあります。結成、5人の編成確立、フェス出演、ラジオでの反響、アルバム発表という段階を経たことが、その後の全国ツアーへつながる道筋を作りました。

サカナクションのデビュー後の活動

2008年1月23日、サカナクションは2ndアルバム『NIGHT FISHING』を発売しました。初作から約8か月で新作を届けたこの時期は、デビュー後の音楽性を掘り下げる段階に当たります。作品では夜を軸に、寂しさや不安などの感情を扱いながら、初作よりもダンスの要素を明確にしています。「ナイトフィッシングイズグッド」などを通して、歌の情景と身体が動くリズムを同じ作品のなかで提示しました。同年3月には8か所8公演の初の全国ツアーを行い、活動拠点も札幌から東京へ移します。北海道で生まれたバンドが全国各地で演奏するようになり、制作とライブの環境が変わった時期です。さらに夏のフェス出演を重ね、12月10日に初のシングル「セントレイ」を発売しました。山口はこの曲について、フェスで感じた観客との一体感が制作にも関わったと話しています。アルバム制作だけを続けるのではなく、実際に観客と向き合った経験を次の曲へ反映する循環ができていました。初作と2作目の反応を受け止め、より伝わりやすい形を探ったことも、シングル発表へ向かう背景にあります。

2009年1月21日に発表した3rdアルバム『シンシロ』には、「セントレイ」に加えて「Ame(B)」「ネイティブダンサー」などが収録されています。短期間で作品とライブの両方を積み重ね、サカナクションという名前を知る入口が増えていきました。2010年には「アルクアラウンド」を発売し、4thアルバム『kikUUiki』も発表します。この時期は、初期の北海道での活動から全国展開へ移る過程が、作品の反響として見えるようになった段階です。「アルクアラウンド」のミュージックビデオは、文字と映像を組み合わせた表現でも知られ、関和亮が手掛けた映像は第14回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞しました。音源だけでなく、映像を通じて曲の印象を伝える取り組みも広がっています。同年10月には初の日本武道館公演を開催しました。デビュー後の数年を振り返ると、東京への移転がすべてを変えたという単純な経緯ではありません。新作を発表し、全国で演奏し、映像も含めた届け方を試す活動が重なって、大きな会場で単独公演を行う段階へ進んだと理解できます。札幌で育てた音楽を、全国の聴き手へ届ける方法が整った時期でした。

サカナクションが注目を集めた転機

2011年から2013年にかけて、サカナクションは作品の発表と大規模な公演を重ね、音楽活動の範囲をさらに広げました。2011年には「ルーキー」「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」を発表し、5thアルバム『DocumentaLy』を発売しています。2012年には「僕と花」「夜の踊り子」、2013年には「ミュージック」が続き、6thアルバム『sakanaction』へとつながりました。『sakanaction』というバンド名を掲げた作品には、歌を中心に聴きやすい楽曲と、クラブミュージックの感覚を前に出す楽曲が同居しています。個々のシングルが入口となり、アルバムでより広い表現を示す流れが、この時期の活動から見えてきます。2013年末には第64回NHK紅白歌合戦に初出場しました。全国放送の音楽番組で演奏する機会は、ライブやアルバムを通じて聴いていた人以外にもバンドを届ける接点になります。ロックと電子音を組み合わせた5人の活動が、テレビの大きな舞台へ進んだことは、デビュー後の経歴を語るうえで外せない節目です。

2015年には、作品の届け方と活動の仕組みの両面で動きがありました。ビクター内に自主レーベル「NF Records」を設立し、音楽に関わるさまざまな文化やクリエイターを結ぶプロジェクト「NF」も始まります。レーベルは作品を発表する枠組み、NFは音楽を軸にした文化的な活動として、それぞれ位置付けると分かりやすくなります。同年には映画『バクマン。』の主題歌「新宝島」を発表し、映画音楽も担当しました。主題歌だけを外から提供する形にとどまらず、映画の場面に関わる音楽まで制作したことで、バンドの表現が映像作品の内部へ広がりました。2016年3月、第39回日本アカデミー賞では『バクマン。』の音楽で最優秀音楽賞を受賞しています。この受賞は、楽曲の知名度とは別に、映画音楽の仕事が評価された具体的な実績です。「新宝島」をきっかけに知った人も、劇中の音楽へ耳を向けると、この時期の活動の広がりを理解できます。全国放送への出演、制作の枠組みづくり、映画との協働という異なる出来事が重なり、サカナクションはアルバムとライブを行うバンドから、音楽の発表方法や他分野との関係まで設計する活動へ進みました。後の映像や空間演出を含む取り組みを見る際にも、重要な時期です。

サカナクションの近年の活動

2018年3月28日、サカナクションはベストアルバム『魚図鑑』を発売しました。楽曲を「浅瀬」「中層」「深海」という考え方で整理し、代表曲を集めるだけでなく、バンドの作品へ段階的に入っていく構成を提示しています。過去の曲へ進む入口を作った作品です。2019年6月には、前作から約6年ぶりのオリジナルアルバム『834.194』を発表しました。東京と札幌をめぐる作品で、「新宝島」「多分、風。」「忘れられないの」「モス」などを収録し、シングルを含む活動の蓄積を2枚組でまとめています。その後、コロナ禍でライブの条件が変わるなか、2021年には「アダプト」プロジェクトを展開しました。11月のオンラインライブから12月以降のアリーナツアーへ進み、2022年3月30日にコンセプトアルバム『アダプト』を発売しています。アルバムを先に出してからツアーを行う順序に限らず、演奏や映像による発表を先行させ、その後に音源をまとめた点が特徴です。変化した状況に合わせて、音楽を届ける順序そのものを組み替えていました。

一方、2022年7月には山口一郎の体調不良による休養が発表され、公演の延期や出演の取りやめが生じました。医師の判断を受け、長く活動を続けるために休養を優先した節目です。2023年9月6日には『懐かしい月は新しい月 Vol.2 ~Rearrange & Remix works~』を発売しました。メンバーによる既存曲のリアレンジと、他の音楽家によるリミックスを収め、新曲の発表とは異なる形で過去の作品を見直しています。歌詞とメロディーが同じでも、編曲が変われば聴こえ方が変わることを示す活動でした。2024年4月20日からは、全国ツアー「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」でバンドのライブ活動を再始動しました。休養のあとに5人の演奏を観客へ届ける機会となり、次の新作へ向かう段階につながります。2025年2月20日には、約3年ぶりの新曲「怪獣」を配信しました。アニメ『チ。―地球の運動について―』のオープニング主題歌として、従来のライブとは別の入口からも楽曲を届けています。同年のツアー「SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”」も、新曲を携えて全国を回る活動になりました。作品の再解釈、ライブの再始動、新曲の発表という順序を押さえると、近年の歩みを一続きの流れとして理解できます。

サカナクションの現在と今後の活動

2026年10月時点のサカナクションは、新曲の発表とライブ、過去の作品を別の形で届ける活動を並行しています。2026年2月11日には「いらない」を配信し、中京テレビ・日本テレビ系のドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』の主題歌として発表しました。3月18日には、前年のツアーを収めた映像作品『SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”』を発売しています。さらに7月22日には、『DocumentaLy』『sakanaction』『834.194』『アダプト』がアナログ盤として発売されました。新作だけを追うのではなく、以前のアルバムを違う媒体で聴き直せる機会も設けています。9月2日にはCDシングル『怪獣/いらない』を発売しました。表題曲2曲に加え、Corneliusによる「怪獣」のリミックス、石野卓球による「いらない」のリミックス、川床明日香を迎えたピアノ版を収録しています。先に配信した曲をそのまままとめるだけでなく、別の音楽家の解釈や異なる演奏形態も加えた作品です。新曲、ライブ映像、アナログ盤、リミックスという複数の方法があり、現在の活動は単独のリリースだけでは説明できません。

今後につながる中心的な予定は、「SAKANAQUARIUM 2026-2027 “透明”」です。2026年分は日本武道館、大阪城ホール、GLION ARENA KOBEの3会場10公演として日程が組まれ、9月8日から10月4日までの日程が告知されました。さらに、メジャーデビュー20周年を迎える2027年にもツアーを継続し、9会場21公演を加えた全31公演の計画が発表されています。2027年分は2月20日のららアリーナ東京ベイ公演から始まり、北海道、兵庫、愛知、香川、宮城、福井、福岡、広島での公演が予定されています。このツアーでは、独自の音響システム「speaker+」を発展させた「speaker+C」を導入します。前方、後方、側方のスピーカーに加えて前方中央の音を強化し、中央の明瞭さと左右の広がりを追求する設計です。総合演出は田中裕介、ロゴのデザインは平林奈緒美が担当しています。ライブの規模だけでなく、会場でどのように音を届けるかを更新する取り組みが、次の節目へ続いています。2027年の公演は今後の予定として発表されています。20周年を前に、作品と音響の両面で活動を進めている段階といえます。

まとめ|サカナクションの経歴を振り返ろう

サカナクションの経歴は、山口一郎の言葉への関心と結成前の演奏経験から始まり、DJとして得た感覚をバンドへ持ち込むことで新しい方向へ進みました。2005年に北海道で結成し、翌年春までに現在の5人の編成が整います。地元でのライブ、フェス出演、ラジオを通じた反響を経て、2007年に『GO TO THE FUTURE』でメジャーデビューしました。その後は全国ツアーと東京への拠点移転、新作の発表を重ね、日本武道館や紅白歌合戦へ活動の場を広げます。映画『バクマン。』の音楽やNFの始動は、音楽を映像や文化へつなぐ節目になりました。近年は、オンラインライブを先行させた『アダプト』、山口の休養、既存曲の再解釈を経て、2024年にライブ活動を再始動しています。2025年の「怪獣」から2026年の作品発表、2027年まで続く「透明」ツアーへ、歩みは続いています。年表を追うだけでなく、それぞれの時期に制作や届け方がどう変わったかに注目すると、楽曲をより深く楽しめるでしょう。初期作と近年の音源、ライブ映像を順に聴き比べることで、変わり続ける表現と、歌や言葉を大切にする姿勢の両方が見えてきます。

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