TWICEのデビューまでの道のり|活動開始のきっかけ・転機を解説

出典:ameblo.jp

TWICEのデビューまでの道のり|活動開始のきっかけ・転機を解説

TWICEは、2015年10月20日にミニアルバム『THE STORY BEGINS』で韓国デビューしました。その出発点には、9人それぞれが音楽やダンスに親しんだ経験、オーディションやスカウト、練習生生活、そして選考番組「SIXTEEN」があります。同じグループとして登場したメンバーも、芸能活動を目指すまでの道や準備期間は一人ずつ異なりました。この記事では、活動開始前の背景から、事務所との出会い、デビューを決めた転機、最初の作品を発表した当時までを重点的に解説します。単に出来事を並べるのではなく、それぞれの経験が9人でのデビューへどうつながったのかを整理し、TWICEの原点を詳しく紹介します。

TWICEの活動開始前の経歴

TWICEが誕生する前、後にメンバーとなる9人は、韓国、日本、台湾の異なる環境で育っていました。現在のグループを構成するのは、韓国出身のナヨン、ジョンヨン、ジヒョ、ダヒョン、チェヨン、日本出身のモモ、サナ、ミナ、台湾出身のツウィです。ミナは米国で生まれ、日本で成長した経歴を持っています。友人同士で集まって結成したグループではなく、それぞれが芸能活動を目指す過程で、JYPエンターテインメントに集まった点が出発点です。生まれた年は1995年から1999年にわたり、最年長はナヨン、最年少はツウィです。ただし、年齢順と練習生としての経験の長さは一致しません。ジヒョは2005年、8歳の頃から事務所での生活を始め、デビューまで約10年を過ごしました。グループとして表に出るよりも前に、長い準備期間を経験していたメンバーがいたのです。

一方、日本で育ったメンバーには、事務所に入る以前からダンスを学んでいた人たちがいます。モモは幼い頃から踊ることに親しみ、ミナは11年間のバレエ経験を持っていました。サナも大阪のEXPGでダンスを学んでいます。ただし、ダンススクールに通うことと、芸能事務所で正式なデビューを準備することは同じではありません。サナは後年、当時は踊ることが好きでスクールに通っていたのであり、日本でのデビューを正式に準備していたわけではないと説明しました。こうした本人の言葉から、好きなことを習う段階と、職業として目指す段階を分けて理解できます。また、TWICEとしてのデビューが決まる前には、別のデビュー構想の中で準備していたメンバーもいました。ジヒョ、ナヨン、ジョンヨンらには、番組に参加する以前からデビュー候補として過ごしていた背景があり、2015年の選考は全員にとって同じ意味を持つ初挑戦ではありませんでした。準備の長さ、学んだ表現、デビューへの距離が異なる候補者が、後に一つのチームになります。TWICEの活動開始前の経歴を押さえる際は、9人が最初から同じ道を歩んでいたと捉えず、それぞれの経験が合流した過程として見ることが重要です。

TWICEが音楽に興味を持ったきっかけ

TWICEのメンバーが音楽に関心を持った背景には、先輩アーティストのステージや、日常的に触れていた楽曲の存在があります。サナは、日本でKARAや少女時代が知られるようになった頃、彼女たちのステージを見てK-POPに興味を持ったと語っています。歌やダンスに加え、演技など芸能全般への関心もあり、音楽活動だけを切り離して夢見ていたわけではありませんでした。ミナも日本にいた頃からK-POPに関心があり、それが韓国でのデビューを目指す気持ちにつながったと話しています。2人の経験からは、韓国以外で音楽に出会い、鑑賞する側から実際に舞台を目指す側へ進んだ流れがわかります。ただし、特定の一曲や一度の出来事だけですべてが決まったと断定できるわけではありません。関心を育てた背景と、その後に進路を変える具体的な機会が重なって、活動開始へつながっています。

メンバーが影響を受けた音楽は、K-POPだけに限りません。チェヨンは、子どもの頃に憧れた存在としてJustin Bieber、Lady Gaga、Wonder Girlsを挙げ、音楽やパフォーマンスから刺激を受けたと説明しています。サナはMichael JacksonやNe-Yoにも親しみ、異なるスタイルに挑戦する姿から、自分も幅のある表現をするアーティストになりたいと感じていました。モモの場合は、人前で踊り、その反応を受け取る楽しさが、表現への関心と結び付いています。音楽を聴くことと、自分の身体で表現することが近いところにあった例です。また、ダヒョンは練習生になった2012年7月7日にWonder Girlsの公演を見た経験を振り返り、歌手になりたい気持ちがいっそう強まったと話しました。この出来事は入所後の経験ですが、進路を選んだ後にも、目標を具体的にする音楽との出会いが続いていたことを示しています。憧れの相手を持つこと、踊る楽しさを知ること、観客としてステージの力を感じることは、それぞれ違う入口です。TWICEの原点には、こうした複数の入口があります。9人に共通する一つの理由を作るより、誰がどのような表現に心を動かされたのかを知る方が、デビューへ向かう過程を具体的に理解できます。

TWICEが活動を始めたきっかけ

音楽や芸能への関心を、事務所での活動へとつなげた直接の入口は、オーディションやスカウトでした。ナヨンは幼い頃に子どもモデルの大会で事務所関係者の目に留まった経験がありましたが、その時点では入所していません。その後、自らJYPの公開オーディションに応募して合格しました。ジョンヨンは一度オーディションに落ちた後、練習を重ねて再び受け、合格へとつなげています。この2人の場合、最初の接点や一度目の挑戦が、そのままデビューまで続いたわけではありません。再び自分から応募する行動が、練習生としての活動につながりました。チェヨンも、ダンススクールで学んでいた時期にJYPのオーディションを知り、応募しています。すでにグループのメンバーとして選ばれていたから事務所に入ったのではなく、まず個人として選考を受け、その後に所属先で準備を進める順序でした。

海外出身のメンバーには、住んでいた地域で声をかけられたことや、動画を見てもらったことが入口となった例があります。モモは日本で踊った動画をYouTubeに投稿し、それを見たJYP関係者からオーディションを勧められました。ここでのYouTubeは、TWICEとして楽曲を配信する場所ではなく、本人のダンスを知ってもらう接点でした。サナとミナは日本でスカウトを受け、オーディションに進んでいます。ツウィは台湾で通っていたダンススクールを事務所の新人開発担当者が訪れたことをきっかけに、選考を受けました。スカウトされたという説明だけでは省かれがちですが、声をかけられた後には、実際にオーディションを受ける段階があります。したがって、偶然見いだされたことだけで活動が始まったと捉えるより、機会を受けて本人が次の行動を取った点まで見る必要があります。また、韓国以外で暮らしていたメンバーは、合格後に活動環境を韓国へ移しました。趣味や習い事として表現していた段階から、デビューを目指す生活へ進む転換です。入口が公開オーディションでもスカウトでも、この時点で決まったのは練習生としての出発であり、TWICEとしてデビューする9人の枠ではありませんでした。

TWICEのデビュー前の活動

JYPに入った後のメンバーは、歌やダンスの訓練に加え、月末評価などを通じて準備の成果を示していました。ツウィは後年、練習生時代の評価で、先にデビュー候補となっていたメンバーたちを見て、その力に驚いていたと振り返っています。自分も同じグループの一員になるとは考えていなかったとも話しており、練習生の時点で、全員が同じ見通しを持っていたわけではないことがわかります。モモも渡韓当初は韓国語が十分にわからず、環境に慣れる難しさを経験しました。ダンスが得意でも、新しい言葉で指示を受け、周囲と意思を通わせながら活動する課題は別にあります。練習生時代は、すでに持っていた得意分野を伸ばすだけでなく、実際の活動に必要な環境へ適応していく期間でもありました。後のステージで見える連携の背景には、こうした準備の時間があります。

また、メンバーの一部は、正式デビュー前から先輩アーティストのミュージックビデオに出演していました。2014年のGOT7「Girls Girls Girls」にはナヨンとジョンヨン、「A」にはサナ、「Stop Stop It」にはダヒョンが登場します。自分たちの曲を歌う活動とは異なりますが、公開される作品の中で姿や表情を見せる機会になりました。後から当時の映像を見直すと、TWICEという名前が定着する前のメンバーを確認できます。ただし、先輩の作品に出演したことを、TWICEの正式デビューと数えるわけではありません。個人としての出演経験と、9人のグループとして音楽を発表する活動には区別があります。さらに、練習生生活は技術の訓練だけで完結していませんでした。サナは当時から複数の人と共同生活をしていたことを語っており、練習以外にも一緒に過ごす時間がありました。国や加入時期の違う人たちが同じ環境に集まっていたため、学校や地元だけでは生まれなかった関係もできていきます。この時期に積んだ経験は、オーディション合格という個人の成果を、他者と活動するための力へ変えていく過程として捉えられます。デビュー前の活動は、練習室の中で学ぶことと、外部に公開される場に出ることの両方から成り立っていました。

TWICEが経験した大きな転機

TWICEの誕生へ向かう大きな転機となったのが、2015年5月5日に放送が始まった「SIXTEEN」です。JYPとMnetによる、新しいガールズグループのメンバーを選ぶサバイバル番組で、16人の候補者が参加しました。それまで事務所の中で評価を受けていた練習生が、放送を通して一般の視聴者にも知られる場へ出たことが、大きな変化です。番組では「メジャー」と「マイナー」のチームに分かれ、課題の評価によって立場が入れ替わりました。歌唱やダンスだけでなく、写真撮影などの課題もあり、候補者が自分をどう見せるかが問われています。チームでステージを作る場面では、個人として力を示すことに加えて、他の候補者との組み合わせも見えるようになりました。練習生として過ごした長さだけで最終的な立場が決まる仕組みではなく、候補者たちは新しい課題の中で評価を受けていったのです。

番組では、得意な歌やダンスを披露する以外の方法で個性を示した人もいました。サナは自分の魅力を伝える課題で生春巻きを作り、料理を披露しています。ジョンヨンには写真撮影の課題で存在感を示した場面があり、ステージ上の歌唱だけでは伝わらない面も紹介されました。一方、モモは番組の途中で脱落を経験します。この時点では、ダンスの経験や練習を積んできたことが、そのまま選考通過を意味するわけではありませんでした。また、ジヒョにとっても、長い準備期間の後で改めてデビューを競う番組に参加することには、不安がありました。後から成功したグループの歴史として見ると、9人が順当に選ばれたように感じられるかもしれませんが、放送当時は結果が確定していない候補者として参加しています。「SIXTEEN」は、評価を受けて選ばれるための場であると同時に、視聴者が候補者の得意分野、反応、表情の違いを知る機会でもありました。そのため、番組終了後には、まだ正式な音楽作品を出していない段階でも、メンバーの歩みを見てきた人が存在しました。事務所に入るまでの選考とは異なり、どのような人たちでグループを構成するかが、公開の過程で具体化した転機だったのです。

TWICEがデビューにつながったきっかけ

デビューへ直結したのは、2015年7月7日の「SIXTEEN」最終回で、9人のメンバーが決まったことです。まずナヨン、ジョンヨン、サナ、ジヒョ、ミナ、ダヒョン、チェヨンの7人が選ばれ、さらにツウィとモモが加わりました。当初の7人という構想から、2人を追加した点が結成時の特徴です。ツウィは視聴者からの支持を背景に選ばれ、モモはJ.Y. Parkの判断で加わりました。JYPは当時、モモのパフォーマンス面の力が、チームをより充実させると説明しています。途中で脱落していたモモの追加などをめぐって選考方法への疑問も出たため、事務所は翌8日、7人に2人を加える方法を十分に伝えられていなかったとして説明と謝罪を行いました。9人組の成立を理解するうえでは、本人たちの努力とともに、最終的にどのような編成を選ぶかという制作側の判断も関わっていたことが重要です。

メンバー決定によって、候補者たちの立場は、同じ枠を目指す関係から、同じ作品を作る仲間へ変わりました。最終回直後、JYPは年内のデビューを目指し、チームとして息を合わせる準備を始める方針を示しています。ここで初めて、誰とデビューに向かうかが確定したわけです。一方、選ばれた直後の心境は、9人で一様ではありませんでした。デビュー直前に収録されたインタビューで、ナヨンは名前を呼ばれたときに状況を十分に実感できなかったこと、ツウィは7人だと思っていたところで自分も呼ばれて驚いたことを話しています。ミナは選ばれなかった候補者もいたため、気持ちが複雑だったと振り返りました。喜びだけで一つにまとめられない反応から、長く一緒に過ごした人たちとの選考だったことも伝わります。メンバー決定は正式デビューそのものではありませんが、その後のレコーディングやステージを、9人のチームとして準備するための条件になりました。番組で個性を示すことと、全員で一つの楽曲を届けることは別の課題です。最終選考を通過した後にも、グループとして最初の姿を作る期間が続き、夏の結成から秋の作品発表へとつながっていきます。

TWICEのデビュー当時の活動

2015年10月7日、TWICEが20日にデビューすることが発表されました。メンバー決定から約3カ月後、最初の作品を届ける日が具体的になった形です。発表後にはメンバー別の映像やミュージックビデオの予告などが公開され、番組を見ていた人にも、初めてグループを知る人にも、デビュー作の世界観が紹介されました。10月20日には1枚目のミニアルバム『THE STORY BEGINS』を発売し、正式デビューを迎えます。タイトル曲は「Like OOH-AHH」で、ブラック・アイド・ピルスンが制作しました。ヒップホップ、R&B、ロックなどを組み合わせたダンス曲で、当時の作品紹介では「Color Pop」という方向性が示されています。ミュージックビデオにはゾンビが登場し、明るい楽曲と意外性のある場面を組み合わせました。歌声だけでなく、動きや表情、映像の設定を含めて、9人の第一印象を伝える作品でした。

アルバムは全6曲で、タイトル曲のほか「Do it again」「Going Crazy」「Truth」「Candy Boy」「Like a Fool」を収録しています。デビュー曲一曲だけでなく、複数の曲調でグループの歌声を聴ける構成でした。発売当日にはショーケースを行い、同月22日には「M COUNTDOWN」にも出演しています。候補者として評価されるステージから、自分たちの作品を紹介するステージへと活動の目的が変わったのです。ただし、デビューした時点で不安がなくなったわけではありません。ダヒョンは後年、TWICEとして初めて放送局の舞台に立った際、ファンを前にしてとても緊張したと話しています。新しいグループ名で活動する実感を得ながら、観客に作品を届ける経験を積み始めた時期でした。また、2015年のMAMAでは女性新人賞に当たる「Best New Female Artist」を受賞しました。年内に新人アーティストとして評価される機会が生まれ、翌年の新作発表へと進んでいきます。デビュー前に見せた成長の物語を、その後は楽曲とステージで更新していく必要がありました。アルバム発売、ショーケース、音楽番組への出演、新人賞の受賞という流れを追うと、デビューが一日の出来事だけではなく、活動の形を切り替える期間だったことがわかります。

TWICEのデビューがその後の活動に与えた影響

TWICEのデビューがその後に与えた影響として、まず挙げられるのは、番組の候補者だった9人が、共通の楽曲を持つグループとして知られるようになったことです。デビュー直前のインタビューでナヨンは、まだ自分たちを番組名の「SIXTEEN」で覚えている人もいると話し、異なる個性がステージで調和する「TWICE」として記憶されたいという思いを語っていました。グループ名には、音楽とパフォーマンスの両方で心を動かすという意味が込められています。デビュー作は、その考えを実際の歌と映像で提示する最初の機会でした。2016年4月の『PAGE TWO』と「CHEER UP」は、初作で示した明るい音楽を引き継ぎながら、次の作品として展開されました。番組で応援していた人に向けて活動を続けるだけでなく、新曲から知った人が加わる入口が、作品ごとに増えていく形になったのです。

また、『PAGE TWO』に収録した「Precious Love」ではチェヨンがラップ制作に参加し、CDには「SIXTEEN」で知られた「I'm gonna be a star」も収録されました。番組での経験を作品として残すことと、メンバー自身が制作に関わることが、デビュー後の早い段階から見られます。チェヨンはデビュー直前にも作詞や作曲への関心を示しており、その関心が実際の楽曲参加へつながった例として捉えられます。2017年の日本デビュー作『#TWICE』には、「Like OOH-AHH」の韓国語版と日本語版も収録されました。最初の曲は発売当時だけの作品ではなく、日本で活動を始める際にもグループを紹介する役割を果たしたのです。さらに2026年発売のベストアルバム『#BEST 2015-2025』でも、最初のディスクは「Like OOH-AHH」から始まります。後の大規模な公演や海外展開をすべてデビュー作だけの成果と説明することはできませんが、最初の作品が活動の原点として受け継がれていることは確認できます。練習生時代に学んだこと、番組で選ばれた9人、音楽と映像を合わせて届ける姿勢が、正式デビューによって一つの形になりました。その出発点を知ると、後の作品で何が変わり、何が引き継がれているのかを見つけやすくなります。

まとめ|TWICEのデビューまでの歩みを振り返ろう

TWICEのデビューまでの道のりは、9人それぞれが違う場所で音楽や表現に触れたところから始まります。憧れのアーティストのステージ、ダンスを学ぶ経験、オーディションへの応募やスカウトが重なり、JYPでの練習生生活へとつながりました。ただし、事務所に入ることと、グループの一員として選ばれることは別の段階です。訓練や評価、デビュー前の出演経験を積んだ後、「SIXTEEN」で公開の選考を受け、2015年7月に9人の編成が決まりました。そこからチームとして準備を進め、10月20日に『THE STORY BEGINS』を発表したことで、候補者から自分たちの音楽を届けるグループへと立場が変わります。デビュー直後には音楽番組への出演や新人賞の受賞もあり、次の作品へ進む活動の形が整っていきました。この歩みを知ると、TWICEの誕生を一度の合格や偶然だけで説明できないことがわかります。個人の経験、選考での判断、9人で作品を届ける準備がつながった結果が、正式デビューでした。初期の映像やアルバムを見聞きするときは、完成したパフォーマンスの前にあった一人ずつの道のりにも注目してみてください。

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