&TEAMの音楽性とは?ジャンル・歌声・楽曲の特徴を徹底解説

&TEAMの音楽性とは?ジャンル・歌声・楽曲の特徴を徹底解説
&TEAM(エンティーム)の音楽性は、心に残るメロディー、強いビート、9人の異なる歌声、そして仲間とのつながりを描く物語が重なり合うところにあります。ロックの勢いを感じる曲から、恋や葛藤を繊細に表す曲まで、作品によって異なる表情を見せるグループです。「Under the skin」や「FIREWORK」を入り口に、歌声の使い分け、歌詞の世界観、制作陣、ダンスとの関係を知ると、楽曲の聴こえ方も変わってくるでしょう。この記事では、具体的な作品とメンバーの発言を手がかりに、&TEAMならではの音楽の特徴を解説します。デビュー作から近年の作品までをたどり、ジャンル名だけでは伝わらない魅力を掘り下げます。
&TEAMはどんな音楽を届けるアーティスト?
&TEAMは、9人の歌声とダンスを通じて、孤独から出会いへ、出会いから仲間との挑戦へと進む物語を表現するグループです。音楽の入口としては、覚えやすいメロディーを備えたポップスと捉えると分かりやすいでしょう。その中にロックの勢い、ヒップホップのリズム、バラードの親密さが共存しています。激しく踊る場面が印象に残りやすい一方、作品には心の揺れや相手を思う気持ちを丁寧に歌う曲もあり、力強さと繊細さの両方が音楽性を形づくっています。曲調が違っても、誰かとの関係の中で自分が変わっていくという視点が、一連の作品をつなぐ軸になっています。明るい気持ちを届ける曲でも、その手前にある迷いや寂しさが、歌を受け止める手がかりになります。その全体像は、2022年のデビューEP『First Howling : ME』にも表れています。「Under the skin」は外へ踏み出したい気持ち、「Scent of you」は同じ感覚を持つ相手との出会い、「バズ恋(BUZZ LOVE)」は相手の存在で変わる日常を、それぞれ異なる音の表情で描いた楽曲です。不安、期待、喜びといった隣り合う感情に別々の曲調を与えているため、短い作品の中でも表現の幅が分かります。同じ9人が歌っていても、曲によって声の受け取り方やリズムの感じ方が変わるのです。表題曲でグループを知った人も収録曲まで聴くと、爽やかさ、切なさ、遊び心など、最初の印象とは異なる面に出会えます。
また、&TEAMの音楽では、個人の表現とグループ全体の表現が交互に現れます。あるメンバーが歌い出した感情を次の声が受け取り、複数の声が重なる場面では曲の視点が広がる、といった聴き方ができます。映像を見ると、歌う人の交代に合わせて周囲の配置も変わり、声の受け渡しが目に見える関係になります。そのため、音源とパフォーマンス映像を行き来すると、同じ曲の中に別の発見があります。初めて聴く人は、まず印象に残った旋律や声を入口にして、次にその場面で9人が何を表現しているかを見てみるとよいでしょう。物語の細かな設定を覚える前でも、声の温度、リズムの変化、仲間へ向ける動きから感情を受け取れる音楽です。
&TEAMの音楽ジャンルとサウンドの特徴
&TEAMのサウンドは、ポップスを中心に、ロックやヒップホップの要素を楽曲ごとに組み合わせています。J-POPとK-POPという呼び方も使われますが、それだけでは実際に鳴っている音の違いまでは説明できません。注目したいのは、旋律を前へ運ぶ楽器と、身体を動かしたくなるリズムの関係です。「Under the skin」ではロック調のトラックが感情の勢いを支え、「Scent of you」ではビートの存在感が前に出ます。前者は歌の流れを追いたくなる曲、後者はリズムに反応したくなる曲というように、同じデビューEPの中でも聴きどころを分けて捉えられます。メロディーの親しみやすさを保ちながら、曲ごとに身体への響き方を変えている点が特徴です。ギターの役割を考えるなら、「五月雨(Samidare)」が分かりやすい例です。冒頭のギターフレーズが曲の空気をつくり、穏やかなビートが歌声の細かな表情を支えます。ギターは激しさを生むだけでなく、音の柔らかさや繰り返し方によって、ためらいや切なさも表現できると分かる楽曲です。一方、「Go in Blind(月狼)」については、メンバーがイントロのギターと、展開に応じて加わる重いベースを聴きどころとして挙げています。旋律に低音が重なることで、曲の進行に厚みが生まれます。この二曲を比べると、使う楽器の名前だけでは曲の性格は決まらず、どの場面で何と重なるかが重要だと理解できます。
2026年の「We on Fire」では、トラップビートを土台に、ロックとヒップホップを組み合わせています。トラップは、重い低音や細かな打楽器の刻みを特徴とするヒップホップのスタイルです。この曲では低い位置で響くリズムと、耳に残るメロディーを共存させています。聴く際は、伴奏の迫力に加え、歌がどこで前に出るかにも注目すると構成をつかみやすくなります。伴奏が控えめになる場面と厚くなる場面を比べれば、曲の盛り上がりが速さだけでつくられていないことも分かるでしょう。&TEAMでは、こうした編曲上の変化がダンスの見せ場とも結びつきます。音源では低音や旋律の動きを楽しみ、映像ではその変化がどんな動きになるかを確かめられる点も、サウンドを味わう面白さです。
&TEAMの歌声・歌唱スタイルの特徴
&TEAMの歌声は、全員をひとつの声質で説明するより、異なる響きがつながることで生まれる表情に注目すると理解しやすくなります。音の高さだけでなく、鼻にかかる響き、低音の落ち着き、言葉を強く置く歌い方などが、曲の中で入れ替わります。例えばYUMAは、自分の声には鼻音が混じり、グループの中でも特徴のある声だと話しています。「Blind Love」と「月が綺麗ですね」は、そのYUMAの声から始まる曲です。歌い出しは、聴き手が最初に曲の感情へ触れる場面でもあります。同じ声でも、旋律や伴奏が変われば印象がどう変化するかを、冒頭から聴き比べると分かりやすいでしょう。NICHOLASは、自分の声が低いほうであり、明るさや優しさを表す声を出すことに難しさを感じたと説明しています。一方で、ラップの強い印象とは異なる面もあると語っています。低い声の響きを保ちながら、強く伝える場面と柔らかく伝える場面を使い分けることが、歌の幅につながっていると考えられます。MAKIも、練習生時代の変声期に高音や裏声が出しにくくなった経験を経て、声のコントロールを身につけてきました。こうした発言からは、歌唱の特徴が生まれ持った声だけで決まるのではなく、練習や録音の経験によって変わることが分かります。声の個性と、その声をどう使うかという技術の両方が、楽曲の表情を支えています。
グループとして聴く際には、主旋律に加えて、その後ろで重なる声にも耳を向けたいところです。別の高さの旋律を重ねるハーモニーや、主旋律の合間に入る短い歌唱は、サビの厚みや余韻をつくります。YUMAは「青嵐(Aoarashi)」でアドリブやハモリを入れたと話しており、声でほかのメンバーを支える役割も担っています。また、EJは「FIREWORK」の聴きどころとして、強いビートと柔らかな声の組み合わせを挙げています。伴奏の勢いを、声の柔らかさが受け止める関係に注目すると、力強い曲にも繊細な印象が残る理由を考えられます。初めて聴くときはメンバー全員の声を覚えようとするより、パートが変わった瞬間の響きや、声が重なったときの感情の広がりを追ってみると楽しみやすくなります。
&TEAMの歌詞に見られる特徴や世界観
&TEAMの歌詞を読むうえで中心になるのは、自分と他者のつながりです。ひとりで抱えていた違和感、同じ気持ちを持つ相手への呼びかけ、出会えた喜び、仲間がいるから挑める未来などが、作品ごとに形を変えて現れます。ここでの仲間は、最初から何もかも理解し合える存在としてだけ描かれているわけではありません。考え方の違いや衝突を経験し、それでも一緒に歩こうとする過程まで含まれています。このように読むと、結束というテーマが、完成した状態ではなく、関係を築き続ける行動として表現されていることが分かります。自分の心の中だけで完結せず、相手がいることで感情や行動が変わる点に、グループの作品をつなぐ視点があります。2024年の春夏秋冬をテーマにした作品は、その変化を捉えやすいシリーズです。「五月雨(Samidare)」では相手とのすれ違いや葛藤、「青嵐(Aoarashi)」では理解を深めた仲間と進む勢い、「十五夜(Jyuugoya)」では夢と大切な相手への愛が扱われ、「雪明かり(Yukiakari)」へとつながります。季節は発売時期を示すだけでなく、関係の変化を伝える言葉として働いています。雨の湿り気、夏の熱、夜空、冬の光といった風景があることで、抽象的な感情を具体的な景色として思い浮かべられます。特に「雪明かり」では、寒さの中でも一緒にいる相手から温かさを受け取り、先へ進もうとする姿が読み取れます。困難の中をともに歩くための確信を歌った作品と考えられます。
もうひとつの特徴は、オオカミや月を思わせるモチーフと、身近な感情が重なっていることです。「Go in Blind(月狼)」は、ありのままの自分たちに居場所が与えられない世界へ、群れのように結束して挑む作品として紹介されています。物語的な設定がありながら、周囲になじめない感覚や、自分の居場所をつくりたいという現実にも通じる願いがあります。ただし、すべての曲を同じ設定だけで読む必要はありません。恋愛として受け取れる曲、ファンとの関係が明確な曲、成長そのものに焦点を当てる曲もあります。歌詞の相手を誰と考えるかによって、友情や自分自身の経験に重ねられる余地があるのです。風景や人称など、具体的な言葉を足がかりに意味を考えていくと、物語の広がりと日常に近い感情の両方を楽しめます。
&TEAMの楽曲制作やサウンドを支える人物
&TEAMの音楽は、複数の作家やプロデューサーと、歌うメンバーの共同作業によってつくられています。継続的に関わっている人物として重要なのがSoma Gendaです。デビューEPでは「バズ恋(BUZZ LOVE)」のプロデュースを担当し、メンバーのインタビューにも、録音や歌唱について相談する相手として登場します。YUMAは、録音でどのような声を出すかをSoma Gendaと話し合ったと説明しています。こうした関与からは、音楽制作が旋律や伴奏を用意することだけでなく、歌い手の個性を曲の中でどう生かすかまで含むと分かります。制作者とメンバーが声の方向を探る過程も、完成した音源の表情をつくっています。デビュー曲「Under the skin」はSlow Rabbitがプロデュースし、Soma Gendaやsyudou、Melanie Fontanaらも制作に参加しました。「Scent of you」はSlow RabbitとSupreme Boiがプロデュースを担当しています。また、「バズ恋」にはパン・シヒョクも制作に加わっています。同じEPでも制作者の組み合わせが異なるため、作品ごとの音の違いを考える際にはクレジットが手がかりになります。ただし、名前だけから誰がどの旋律や言葉をつくったかを細かく決めつけることはできません。確認できる担当を押さえたうえで、完成した曲の違いを聴き比べることが大切です。多様な制作者の発想を、同じ9人が歌ってひとつのグループの作品にするところに、&TEAMの制作の特徴があります。
メンバー自身の関与として押さえたいのが、2024年のアルバム『雪明かり(Yukiakari)』に収録された「三日月の願い」です。MAKIは、初めて自分たちが制作に関わり、LUNÉへの思いを歌詞にできた曲だと説明しています。制作クレジットにも、ほかの作家とともに&TEAMの名前が記載されています。大切なのは、普段歌を受け取ってくれる相手への感謝や約束を、自分たちの言葉も交えて伝えたことです。こうした参加と並んで、日々の歌唱でどのように言葉を届けるかを考えることも、表現づくりの一部です。同じ旋律でも、語尾を伸ばす長さや声の強さ、言葉の意味の捉え方によって印象は変わります。作家が用意した曲と歌い手の解釈が重なり、&TEAMの声で聴く意味が生まれるのです。
&TEAMの代表的な楽曲から見る音楽性
&TEAMの音楽性を具体的に知るなら、異なる役割を持つ曲を聴き比べると、ひとつの印象に偏らず理解できます。「FIREWORK」は、曲の後半から最後のサビへ向かう感情の高まりに注目したい楽曲です。EJも、この展開を特に好きな部分として挙げています。サビそのものの旋律だけでなく、そこへ至るまでにどんな空気が積み重なっているかを追うと、同じフレーズでも終盤に違う重みを感じられるでしょう。FUMAは担当する歌詞を、夢を諦めかけた自分への励ましとして受け止めています。明るい高揚感の中にも再出発への気持ちがあるため、爽快な曲としても、ためらう背中を押す曲としても聴けます。次に、グループ初のバラード曲「Blind Love」へ進むと、声や言葉に意識を向けやすくなります。相手を思う気持ちを、どれほど大きく歌うかだけでなく、どんな響きで届けているかを聴いてみたい曲です。歌い出しから各メンバーへ声が移っても、曲全体の感情がどう続くかを追うことで、複数人で歌う表現を味わえます。対して「バズ恋(BUZZ LOVE)」は、日常を変えた相手への気持ちを、親しみやすいポップスとして届ける曲です。二曲を並べると、相手への思いという共通点があっても、歌の距離感や気分の動き方が異なると分かります。&TEAMの恋愛表現には、内側で気持ちが揺れる面と、外へ弾むように広がる面の両方があります。
さらに「声変わり」は、子どもから大人へ向かう変化を題材にした曲として聴きたい一曲です。TAKIは、自分の言葉のように感じる歌詞があり、担当部分の発音も練習したと話しています。成長という大きなテーマを、身体の変化を示す身近な言葉で表すことで、歌い手の経験と作品が近づいています。これらの曲を続けて聴くと、&TEAMの特徴が曲の速さや激しさだけでは決まらないことが分かります。出会いを喜ぶ、相手を思う、自分の変化を伝えるという異なる状況を、同じ9人が声とリズムの使い方を変えて表現しています。代表曲を知る際は、サビだけで終えず、歌い出しから最後まで聴くと、作品ごとの感情の進み方を味わえます。気になる一曲ができたら、同じ作品の別の収録曲へ進むと、グループの音楽の幅をさらに発見できるでしょう。
&TEAMのライブ・パフォーマンスで感じられる魅力
&TEAMのパフォーマンスでは、9人の動きがそろうことに加え、音楽の中の関係性を隊形で表す点に注目したいところです。誰かが中心で歌う間、ほかのメンバーが周囲の空間をつくり、次のパートへ移ると別の配置が生まれます。「Road Not Taken」には、メンバー同士が支え合う動きや、身体を持ち上げる構成があります。仲間との連携が振り付けの成立に必要であり、その姿自体が結びつきというテーマを伝えます。ここでは歌詞の意味を一語ずつ身ぶりに置き換えるだけでなく、人数や距離、重心の移動によって関係を表しています。音源で聴いた感情が身体の動きとして現れるため、映像を見ることで曲の理解が深まります。「Under the skin」の振り付けについて、制作担当者は、孤独な状態から仲間と出会い、希望が生まれる瞬間を表したと説明しています。動きに強弱をつけることで、出会いの意味が伝わる構成です。一方、「Scent of you」はカメラとの距離や見え方も考えてつくられています。全体を映す映像では隊形の流れを、近くで捉えた映像では視線や細かな身ぶりを楽しめます。ライブで歌とダンスを結びつけるには、次の歌唱へ移る準備や呼吸も重要です。EJのインタビューでは、呼吸のタイミングまで合わせて練習する姿が紹介されています。見える動きに加えて、その下にある準備が歌を支えていると知ると、パフォーマンスの見方も変わります。
近年は、演奏や編成を変えることでライブの音楽表現も広げています。2026年9月5日・6日のベルーナドーム公演では、生バンド演奏を導入し、ダンサーも交えたステージを展開しました。また、KとJOはZONEの「secret base ~君がくれたもの~」をカバーし、二人の歌声を重ねる表現を披露しています。大人数で見せるダンスと、少人数で歌を届ける場面が同じ公演にあることで、声の個性とグループ全体の迫力を異なる形で味わえます。こうしたカバーは、オリジナル曲とは別の旋律や言葉に向き合う姿を知る機会にもなります。音源で完成した作品を楽しみ、ライブでは編成、歌う人数、身体表現が変わることで何が際立つかを聴く。その両方を行き来できる点に、&TEAMのステージならではの面白さがあります。
&TEAMの音楽性はどのように変化してきた?
&TEAMの音楽性の変化は、表現できる感情と、歌い手として選べる方法が増えてきた過程として捉えられます。2022年の『First Howling : ME』では自分の内側にある思いから出発し、2023年の『First Howling : WE』では相手を見つけて仲間になる物語へ進みました。続く『First Howling : NOW』は初期シリーズの集大成となるフルアルバムで、タイトル曲「War Cry」では、恐れずに世界へ踏み出す意志を表現しています。自分から相手へ、さらに自分たちの行動へという流れを追うと、作品ごとに感情の向かう先が広がっていることが分かります。初期の曲には、一曲ずつの魅力と連作としての楽しみがあります。2024年には、四季の作品を通して出会った後の関係が深く描かれました。少年らしい勢いに加え、衝突、理解、安心感など、時間をともに過ごす中で生まれる感情が前に出ています。歌唱への向き合い方も変わり、MAKIは、デビュー時には見本の歌を忠実に再現しようとしていたものの、後には自分がどう表現したいか、どんな声の調子なら伝わるかを考えるようになったと話しています。この発言は、音域や発声の成長に加えて、作品の意味を自分で解釈する力が育ったことを示しています。成熟を聴き取る際には、声の大きさだけでなく、言葉の置き方や感情の抑え方にも注目するとよいでしょう。歌い手の意図が加わることで、作品とメンバーの距離が近づいています。
2025年の「Go in Blind(月狼)」では、自分たちの居場所を切り開く姿勢が強まり、韓国でのデビュー作『Back to Life』のタイトル曲ではロックとヒップホップを組み合わせた表現を展開しました。2026年の『We on Fire』でもその力強い方向が続き、日本語曲と韓国語バージョンを通じて言語による表現も広げています。2026年9月16日時点では、同月8日に韓国2ndミニアルバム『Mark on Me』が発表され、タイトル曲のほか「Good Boy」「Love Jang」「Accelerate」「Empty」「Night to howl!」を収録しています。これまでの変化を理解するなら、最新作だけで方向を決めるより、初期の繊細さ、四季の情緒、近年の意志の強さを聴き比べると分かりやすいでしょう。つながりという軸を保ちながら、音や声の選択肢を増やしてきたグループだと捉えられます。
まとめ|&TEAMならではの音楽性に注目して聴いてみよう
&TEAMの音楽性は、親しみやすいメロディーを中心に、ロックやヒップホップのサウンド、異なる声質、物語を伝えるダンスが組み合わさっている点に特徴があります。強い伴奏に柔らかな声を重ねる表現もあれば、相手を思う気持ちを近い距離で歌う表現もあり、ひとつのジャンルや雰囲気だけでは語りきれません。歌詞では孤独、出会い、葛藤、信頼がつながり、季節や月といった景色を通じて人との関係を描いてきました。制作面ではSoma Gendaらの継続的な関与に加え、楽曲ごとの多彩な作家、メンバー自身の制作参加や歌唱への工夫も作品を支えています。初めて聴くなら、「FIREWORK」の高揚感と「Blind Love」の親密さを比べ、そこから気になる収録曲へ進んでみてください。音源で声や伴奏の変化を楽しんだ後にパフォーマンス映像を見ると、隊形や身ぶりが曲の感情をどう伝えるかも分かります。ライブでの生バンド演奏や少人数の歌唱にも、音楽を届ける方法の広がりが表れています。初期から近年の作品を行き来しながら、9人が思いをどんな音や言葉で表現しているかに注目すると、&TEAMの音楽をより深く楽しめるでしょう。


