INIの音楽性とは?ジャンル・歌声・楽曲の特徴を徹底解説

出典:Mnet Smart +

INIの音楽性とは?ジャンル・歌声・楽曲の特徴を徹底解説

INIの音楽性は、重いビートに乗せたラップ、伸びやかな歌声、11人の動きが連動するダンスを組み合わせている点に特徴があります。ただし、激しいダンス曲だけで全体像を説明することはできません。ピアノを生かした楽曲、穏やかなR&B、明るいポップスなども発表しており、曲によって声の使い方や伝える感情を変えています。さらに、メンバーの作詞参加や、既存曲を別の編成で歌う試みも増えてきました。この記事では、INIのジャンルやサウンド、歌唱、歌詞、制作体制を具体的な作品とともに解説します。デビュー曲から近年の楽曲までをたどりながら、どの音や言葉に注目するとINIらしさが見えてくるのか、初めて聴く人にも分かりやすく紹介します。

INIはどんな音楽を届けるアーティスト?

INIは、歌とラップ、ダンスを一つの作品として届ける11人組のボーイズグループです。音楽の全体像をつかむには、まず声の交代と曲中の緩急に注目すると分かりやすくなります。一人が最初から最後まで同じ声で歌う形とは異なり、低い声から高い声へ、リズムを刻むラップから旋律を伸ばす歌唱へと担当が移り、その変化自体が曲の展開を作ります。人数の多さは、音量を増やすためだけにあるのではありません。違う響きの声を短い区間ごとに配置できることが、楽曲に複数の表情を生む理由です。デビューシングル『A』に収められた「Rocketeer」と「Brighter」は、その入口になります。前者は低音とビートの力を押し出し、後者はピアノと歌の旋律から気持ちを伝える構成です。同じグループでも、前進する勢いと、誰かに支えられる温かさの両方を音楽にできることが、最初の作品から示されていました。まず対照的な曲を聴き比べると、テレビで見た一曲だけでは分からなかった幅が見えてきます。

また、INIの楽曲には、聴き手が身体を動かしたくなるリズムと、言葉を追いながら聴けるメロディーが共存しています。ラップが目立つ曲にも歌い上げる場面があり、歌を中心にした曲にも、拍を意識した短いフレーズが入ります。この行き来があるため、ヒップホップが好きな人はビートや言葉の運びから、歌声を重視する人はサビやハーモニーから入ることができます。2025年のアルバム『THE ORIGIN』では、制作段階でメンバーが選曲について意見を出し、気軽に聴ける曲も打ち出そうと話し合ったことが明かされました。強い印象を繰り返すだけでなく、日常の中で聴く音楽としての幅も意識していたことが分かります。グループの音楽性を知る際は、活動の中心となるタイトル曲と、同じ作品の収録曲を合わせて聴くのが有効です。タイトル曲が作品の方向性を大きく示す一方、収録曲では声の組み合わせや親密な感情がより細かく表現されるからです。INIの特徴は特定のジャンル名だけではなく、異なる音や声を、11人のパフォーマンスとしてまとめる方法にあります。

INIの音楽ジャンルとサウンドの特徴

INIのサウンドを支える大きな柱は、ヒップホップのリズム感、電子音を用いたダンスミュージック、旋律を生かしたポップスです。そこへ曲ごとにR&Bやロックの要素が加わります。ここでいう電子音は、シンセサイザーなどで作る音や、打ち込みによるドラムの響きのことです。例えば「Rocketeer」では、低い音域を支えるベースと輪郭の強いビートが、曲の勢いを作っています。伴奏を背景として聴くだけでなく、声と同じくらいリズムが前に出てくる点に注目すると、ダンス曲としての性格をつかめます。一方、「Brighter」ではピアノの響きが歌を支え、旋律の流れや声の伸ばし方を感じやすくなります。楽器の名前だけで分類するより、何の音が曲を引っ張っているかを考えると違いが明確です。低音が中心なのか、打楽器の刻みが中心なのか、和音と歌が中心なのかによって、同じ11人でも聴こえ方は変わります。音数を増やすだけでなく、声が目立つ余地をどこに作るかも、アレンジを理解する手がかりです。

比較的新しい例では、2025年の「Present」がPop R&Bを基盤とするミディアムテンポの楽曲として発表されました。合唱のように重なる声と、アコースティックな温もりを持つ伴奏が組み合わされており、一定の心地よい流れに身を任せられる作りです。R&Bという言葉に詳しくなくても、言葉が拍の上を滑らかに進む感覚や、声の重なりを聴くと特徴を理解できます。また、2026年の「All 4 U」はHOUSE POPの楽曲で、規則的なビートと、音の展開によって高揚感を作ります。ハウスはダンスミュージックの一つで、一定の拍に身体を預けやすいリズムが特徴です。同曲にはSam Feldtと2Spadeによる公式リミックスもあり、元の歌を別のビートや音の配置で聴けます。リミックスとは、既存の曲を素材に伴奏や構成を作り直す方法です。原曲と比較すると、同じ声でも周囲の音が変わることで印象が動くことが分かります。INIのジャンルの幅は、分類を次々に変えるだけではなく、歌とビートの組み合わせを作品ごとに探るところに表れています。

INIの歌声・歌唱スタイルの特徴

INIの歌声は、一人の声質を中心に統一するというより、異なる声を受け渡して曲を完成させる点が特徴です。聴き分ける入口としては、音の高さだけでなく、言葉の輪郭、息の混ぜ方、語尾の長さに注目するとよいでしょう。髙塚大夢の歌唱では、高い音域へ伸びる声が聴きどころになり、藤牧京介の歌唱では、旋律と言葉を明瞭につないでいく表現に耳を向けられます。尾崎匠海の歌では、フレーズの強弱や声の張り方を追うと、曲の感情をどう動かしているかが見えてきます。ただし、こうした特徴は聴く際の手がかりであり、三人がすべての曲で同じ方法を使うわけではありません。高音を出す場面でも、強く押し出すか、柔らかく抜くかで意味合いは変わります。2024年の『THE FIRST TAKE』では、尾崎、木村柾哉、許豊凡、髙塚、藤牧の5人が「FANFARE」を特別アレンジで披露しました。11人のダンスパフォーマンスから編成を変えることで、主旋律と重なる声の関係を確かめやすい機会になっています。

ラップにも、歌唱とは別の声の表現があります。池﨑理人の低い声は、旋律を伸ばす高音の歌唱とは異なる重心を作り、田島将吾や西洸人を含むラップの受け渡しは、曲のリズムを声で立体的にします。ラップは速く言葉を読むだけの技術ではありません。どの音節を強め、どこに間を置き、伴奏の拍に対してどのタイミングで言葉を入れるかが、聴き心地を左右します。歌の部分とラップの部分を連続して聴くと、同じ曲の中で声が旋律と打楽器のような役割を行き来していることが分かります。また、メンバーの役割は固定されたままではありません。許は『THE ORIGIN』について、ラップに取り組む中で、それまで自分でも想像しなかった声色を使ったと語っています。普段歌唱で知られるメンバーが違う発声に挑むことも、作品の変化につながります。INIの声を楽しむには、誰が上手いかという比較だけでなく、直前の声から次の声へ移ったときに何が変わるかを聴くことが大切です。一人ひとりの違いと、その違いをつなぐ組み合わせの両方が、グループの歌唱を形作っています。

INIの歌詞に見られる特徴や世界観

INIの歌詞には、自分の可能性を信じて進むこと、既存の枠を越えること、相手とのつながりを確かめることなど、複数の軸があります。強いビートの楽曲では、自分たちの意志をはっきり示す言葉がサウンドと結びつきますが、すべてが強気な自己主張で統一されているわけではありません。例えば「HANA_花」は、人々を花になぞらえ、それぞれが自分らしく咲くことを願う楽曲です。前へ進もうと促す場合でも、競争で誰かに勝つことより、自分の姿を受け止める方向から気持ちを支えています。こうした比喩は、抽象的な励ましを視覚的に想像しやすくする働きがあります。花が開く姿と人の可能性が重なることで、聴き手は自分の状況に置き換えられます。また、日本語と英語が混ざる楽曲では、言葉の意味に加えて、短い語句を繰り返すことでリズムや印象を作っています。歌詞を文章として読むときと、ビートに乗った音として聴くときでは、同じフレーズにも違う役割が見えてきます。

相手を思う楽曲では、強さとは別の距離感が生まれます。「Present」は、大切な人への気持ちを贈り物というテーマで表し、普段は直接伝えにくい思いを歌にしています。恋人や身近な人への気持ちとも、アーティストから聴き手へ届ける思いとも重ねて受け取れる内容です。一方、松田迅が作詞に参加した「What A Night」には、ファンへの思いが具体的な制作背景としてあります。松田は、気持ちを書きためたノートを振り返りながら、時間とともに深まった感情を言葉にしたと説明しています。この例では、単に感謝を示す定型句を置くのではなく、一緒に過ごした年月が表現の材料になっています。INIの歌詞を理解する際は、作品のテーマと、メンバーが語る制作意図、そして聴き手自身の受け取り方を分けて考えると、楽しみ方が広がります。強い言葉がある曲にも不安を越えようとする視点があり、穏やかな曲にも関係を守ろうとする意志があります。声の勢いだけで感情を判断せず、誰に向けて、何を伝えようとしているのかを追うことが、楽曲の世界観に近づく方法です。歌詞と音を別々に確認してから重ねて聴くと、言葉の強さや温かさが伴奏によってどう変わるかにも気づけます。

INIの楽曲制作やサウンドを支える人物

INIの楽曲は、外部の作詞家、作曲家、編曲家とメンバーが、それぞれの役割を担う形で作られています。作詞は言葉、作曲は旋律など曲の骨格、編曲は楽器やビートの配置を整える仕事で、一つの曲に複数の名前が並ぶこともあります。具体例として、2024年の「LEGIT」は西洸人が作詞を担当し、作曲にはDEEZ、SOUL FISH、Rick Bridges、Young Chanceが参加しています。編曲のクレジットはDEEZとSOUL FISHです。西が歌詞を書いたことと、楽曲のすべてを単独で制作したことは区別されます。この分担を知ると、グループ自身の言葉と専門の作家による音作りが、どのように組み合わされているかを理解できます。2022年の「CALL 119」では、作曲にKevin D、LUZY、Dr.Jが名を連ね、作詞にも複数の作家が参加しました。INIの音楽を一人の固定プロデューサーの作風だけで説明するより、曲ごとに異なる制作チームが関わっていると捉えるほうが実態に近くなります。歌う人の個性と、曲を設計する人の技術が合流する制作です。

そのうえで、活動が進むにつれて、メンバーが作品の方向性や言葉に関わる場面が増えてきました。『THE ORIGIN』では、池﨑理人が「Potion」の作詞を単独で手がけ、許豊凡は「Pineapple Juice」、松田迅は「What A Night」の作詞に参加しています。池﨑は、制作チームとのやり取りや言い回しの修正に苦労したことを語っており、自分の考えを書くことと、作品として成立する歌詞を仕上げることの間に調整があると分かります。また、許は選曲の段階で気に入っていた楽曲に関わっており、完成した曲を受け取って歌う以外の参加方法も見られます。メンバーによる制作は、歌詞に名前が載ることだけが重要なのではありません。自分たちが歌う言葉の響きや、聴き手に伝えたい内容を制作過程で検討できる点に意味があります。2026年には「All 4 U」のリミックスにSam Feldtと2Spadeが参加し、外部の音楽家が既存曲を別の角度から再構成しました。内側から言葉を加える動きと、外側から新しい音の解釈を受け取る動きが、どちらもINIのサウンドを広げています。作詞、選曲、歌唱、再構成という複数の段階から作品に関わることが、表現の幅を支えています。

INIの代表的な楽曲から見る音楽性

代表的な楽曲を聴く際は、人気順ではなく、何を比べるかを決めると音楽性が見えやすくなります。「Rocketeer」は、INIの出発点にある力強いダンス曲の構造を知る一曲です。ラップの区間と旋律を歌う区間に注目すると、低音の強さだけで曲が進んでいるわけではないことが分かります。勢いのある場面に対して、声を伸ばす場面がどのように置かれているかを追うと、次の盛り上がりへの準備も聴こえてきます。続いて「FANFARE」では、タイトルが示す祝祭的な方向と、複数人の声が作る前向きな感情に注目できます。この曲は通常の音源と『THE FIRST TAKE』のバージョンがあるため、同じ楽曲を違う方法で比較できる点も特徴です。前者では歌、ビート、ダンスが結びついた全体像を、後者では歌の受け渡しや声の重なりを中心に聴けます。編成や伴奏が変わっても残る旋律を確かめることで、強いパフォーマンスの奥にある曲そのものの性格が見えてきます。

さらに「Ferris Wheel」は、R&Bの穏やかな流れを通じて、別の入口を示す楽曲です。身体を大きく動かす勢いよりも、拍に合わせて自然に揺れるような感覚へ耳を向けると、力を抜いた表現を楽しめます。「LEGIT」では、それとは異なる自己提示の強さと、言葉をリズムとして届ける面白さが前に出ます。歌詞の内容を追うと同時に、繰り返される短い言葉がどう曲の印象を残すかを聴くと、ラップとポップスの接点が分かります。「Pineapple Juice」は、夏を意識した楽曲として、INIの明るく親しみやすい側面を知る例になります。身構えて聴くというより、季節や日常の風景と一緒に楽しめる曲があることも、作品全体を理解するうえで重要です。これらを並べる目的は、一曲ずつ別のグループのように分類することではありません。勢い、祝祭感、穏やかさ、自信、季節感といった異なる表情を、同じメンバーがどう歌い分けるかを見るためです。好みの一曲が見つかったら、反対の印象を持つ曲へ進むと、歌声やリズムの使い方の変化に気づけます。タイトル曲から収録曲へ聴く範囲を広げるほど、INIの音楽の輪郭は具体的になります。

INIのライブ・パフォーマンスで感じられる魅力

INIのライブでは、音源の中で起きている変化が、身体の動きや立ち位置として見えるようになります。ラップから歌へ担当が移る場面で、前に出る人物や周囲の配置が変わると、耳で聴いていた声の交代を視覚でも追えます。11人がそろって動く部分と、一人の表現へ視線を集める部分があることで、曲の緩急を広いステージでも伝えられます。ここで注目したいのは、動きの大きさだけでなく、音が止まる瞬間や言葉の切れ目との関係です。揃った動作がリズムを強める一方、動きを抑えることで歌を前に出すこともできます。公演ごとの演出も楽曲の見せ方を変えます。2025年の「XQUARE - MASTERPIECE」では、「HANA_花」で扇子を使い、「3D」ではライトスティックを取り入れたパフォーマンスが行われました。同じ人数のダンスでも、小道具と曲の印象を結びつけることで、それぞれの世界観を違う形で見せています。照明や映像と合わせ、音楽を空間全体で表すところが大規模な公演の聴きどころにもなります。

一方で、ライブの音楽性はダンスや演出だけではありません。2025年3月の「INITIME MUSIC LIVE」では、終盤のINIのライブブロックが全曲バンド編成で披露されました。普段の音源と異なる演奏を伴うことで、ドラムや楽器の響きと歌の関係を聴き直す機会になります。さらに、野外フェスでは観客の反応も曲の表情を変えます。2024年の「METROCK」では、勢いのある曲に続いてR&B曲「Ferris Wheel」が披露され、観客が身体を揺らして聴く場面がありました。「HERO」ではタオルを振る動きが広がり、楽曲を知らない人も参加できる時間が作られています。緻密に決められたパフォーマンスと、その場の観客へ声をかける柔軟なやり取りは、どちらもライブの要素です。音源で細部を聴くことと、会場で低音や掛け声を体感することでは、同じ曲でも印象が異なります。ライブ映像を見る際は、メンバーの表情だけでなく、どの場面で観客へ歌を向け、どこで振り付けに集中するかを追ってみてください。楽曲の中にある参加しやすさと、見せるための構成が、具体的な動きとして分かります。

INIの音楽性はどのように変化してきた?

INIの音楽性の変化は、初期の特徴を捨てて別のジャンルへ移ったというより、表現の選択肢を増やしてきた過程として見ると分かりやすくなります。2021年の『A』には、力強い「Rocketeer」と歌の情感を伝える「Brighter」が並び、最初から複数の方向が存在していました。2022年の『Awakening』でアルバムとして曲をまとめ、2023年には「FANFARE」や「HANA_花」を通じて、勢いだけでなく明るさや励ましの表情も活動の前面へ出しています。2024年の『MATCH UP』では「LEGIT」を含め、メンバーの言葉が作品の個性に関わる例が見られました。同年の『THE FRAME』『THE VIEW』から2025年の『THE ORIGIN』へは、革命というテーマを軸にした作品のつながりもあります。単発の曲を発表するだけでなく、複数のリリースを通じて意志や変化を描く方法が加わったのです。同時に『THE ORIGIN』では、メンバーが選曲や制作について発言する機会が増えたことも語られ、変化は曲調と制作への関わり方の両面で進みました。

2025年後半には『THE WINTER MAGIC』で季節を意識した温かな表現を打ち出し、2026年4月22日発売の『PULSE』では、今を生きる若者の不安や迷いへ寄り添う方向が示されました。同作の新曲4曲にはメンバーが作詞参加しており、表現したい内容を自分たちの言葉へ近づける取り組みが続いています。タイトル曲「All 4 U」は、自分の状態を受け止め、自分のペースで進むことをテーマにしています。初期にも前へ進むメッセージはありましたが、近年の作品では、進む途中の不安や他者との関係にも視点が広がっていると読めます。2026年9月11日時点では、9月16日発売予定のシングル『ANTHEM』も発表され、培ったチームワークを前進する力へつなげる作品と案内されています。発売前の作品全体の音を評価することはできませんが、グループと聴き手がともに進む方向性は確認できます。INIの発展を追う際は、音が激しくなったか、穏やかになったかという一本の尺度だけで判断せず、誰が言葉を作り、どんな感情を歌い、どの編成で届けるようになったかを見ると、より立体的な変化が分かります。

まとめ|INIならではの音楽性に注目して聴いてみよう

INIの音楽性を形作っているのは、ヒップホップやダンスミュージックのリズム、ポップスの旋律、R&Bの滑らかさを、11人の声と身体で組み合わせる表現です。力強いタイトル曲だけでなく、歌を聴かせる曲や季節を感じる曲もあり、作品ごとに違った入口が用意されています。歌声では高低や声質の違いに加え、誰から誰へフレーズが移るかに注目すると、グループならではの構成が分かります。歌詞には前進や自己表現だけでなく、相手への感謝や不安への共感も描かれ、メンバーの制作参加がその言葉を支えています。外部の作家との共同制作やリミックス、ライブでのバンド編成も、既存の曲を新しい角度から聴く機会になっています。初めてINIを聴くなら、勢いのある曲と穏やかな曲を一曲ずつ選び、さらに音源とパフォーマンス映像を比較してみてください。伴奏の違い、声の受け渡し、言葉と動きの重なりに気づくと、ジャンル名だけでは説明できない特徴が見えてきます。デビュー当時から近年までの作品を通して、表現の幅と制作への関わり方がどう広がったかをたどることも、INIの音楽を楽しむ方法です。一曲で受けた印象を出発点に、異なる曲調へ聴き進めてみましょう。

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